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ピッチ炭素繊維とは

その優れた特性から、活用の場が広がっている「炭素繊維」。
このコンテンツでは、その魅力と活用例など、
炭素繊維の特長をわかりやすくお伝えしてまいります。

炭素繊維いちばんの特徴は「軽くて強い」こと

炭素繊維は、石油、石炭、コールタールなどの副生成物(ピッチ)またはアクリル繊維を原料に、高温で炭化して作った繊維です。
炭素繊維の最大の特長は、「軽くて強い」こと。比重は鉄の1/4なので、引張強度を比重で割った「比強度」は鉄の約10倍、 引張弾性率を比重で割った「比弾性率」は鉄の約7倍もあります。
 
炭素繊維は、その原料によって「ピッチ系」と「PAN系」に分かれます。当社で扱うGRANOCは、ピッチ系の炭素繊維です。
 
(C) JAXA 人工衛星
(C) JAXA
ピッチ系炭素繊維の特徴

原料は、石油やコールタールなどの副生成物から得られる「ピッチ」。

製法によって弾性率の低いものから高いもの、 強度が高いものなどさまざまな炭素繊維が製造可能です。

 

●主な用途
航空宇宙(人工衛星のアンテナ/リフレクターなど)、スポーツ・レジャー分野、ロール、ロボットアーム、産業部材、高機能部材など。

GRANOCの使用用途はこちら

熱や摩擦にも強く、環境にもやさしいピッチ系炭素繊維

ピッチ系炭素繊維の特長は「軽くて強い」だけではありません。寸法安定性、熱伝導率、耐摩耗性や耐熱性、耐酸性、電気伝導性といった点でも優れており、こうした特性からピッチ炭素繊維が従来の金属材料に代わる軽量化材料として注目を集めています。

ここで、主な特長についてご紹介しましょう。

軽くて、たわみにくい   寸法安定性が良い   熱伝導率が高い   電気を伝えやすく電磁波を遮へい
  振動減衰性が良い   環境にやさしい   衝撃に強い