スポーツ・レジャー

しなやかさと耐衝撃性を兼ね備えた低弾性率炭素繊維は、ゴルフシャフトの補強材として使われています。
高弾性率炭素繊維は、振動減衰性が良いため、上級者向けのシャフトでは、その打感の良さが認められています。

高弾性率炭素繊維の軽さ、剛性の高さ（硬さ）、そして高感度といった特徴が発揮されています。近年では、低弾性率炭素繊維がしなやかさと強度を活かし、オフショア用の釣竿などに用いられています。

自転車フレームの軽量化ニーズが高まっています。高弾性率炭素繊維を使うことで、軽量で剛性の高いフレームが実現できるようになってきています。また、ピッチ系炭素繊維は、その振動減衰特性を活かし自転車の乗り心地向上にも貢献しています。